タイトル
BOOKS
 内田康夫 作品
津軽殺人事件 志摩半島殺人事件
鞆の浦殺人事件 天河伝説殺人事件
日光殺人事件 恐山殺人事件
佐用姫伝説殺人事件 竹人形殺人事件
北国街道殺人事件 終幕のない殺人
十三の墓標 長崎殺人事件
美濃路殺人事件 軽井沢の霧の中で
鏡の女 漂白の楽人
盲目のピアニスト 「首の女」殺人事件
王将たちの謝肉祭 高千穂伝説殺人事件
小樽殺人事件 杜の都殺人事件
天城峠殺人事件 「信濃の国」殺人事件
白鳥殺人事件 「横山大観」殺人事件
佐渡伝説殺人事件 明日香の皇子
パソコン探偵の名推理 津和野殺人事件
多摩湖畔殺人事件 倉敷殺人事件
夏泊殺人岬 赤い雲伝説殺人事件
シーラカンス殺人事件 戸隠伝説殺人事件
遠野殺人事件 平家伝説殺人事件
『萩原朔太郎』の亡霊 後鳥羽伝説殺人事件
本因坊殺人事件 死者の木霊
津軽殺人事件
  事件の根本は土地関係の汚職・・・とまたまた浅見探偵は現場をチラ見しただけで推理してしまった^^。スラスラ読めるし面白いんだけどなぁ。内田作品を順番に読んでいっているけど、最近推理小説というより読み物という感じがする。今回の津軽の取材ルポ、まともに仕事になったのか疑問。
志摩半島殺人事件
  今回は楽しめた。徐々に真相が明らかになっていくのも読みやすかった。犯人が罰せられずに終わっている。小説はそれでも良いと巻末に著者は言っているが、内田康夫シリーズは現実と小説の間が曖昧だからこそ面白いのだから、それなりの結末は与えて欲しかった。犯人以外にもこの事件で迷惑を被っている人が、警察ももちろんそうだし、いるのだから。
鞆の浦殺人事件
  最近の傾向?の突然事件の大筋が推理で解明するというのが出てきたが、一応楽しめた。最後の罠は、殺人者って人一倍警戒してくるものだと思うが、思いっきり馬鹿なのか?普通の頭してたらあんな罠には引っかからないと思うが・・・これも浅見マジックか。
天河伝説殺人事件
  上下巻に分かれた大作。どんでん返しというものでもないけれど、流れるように読めてしまった。作者本人も自画自賛する傑作。舞台、登場人物、ストーリー、全てが見事にはまった代表作品ですねぇ。映画にもなったし、一度天河に行って見たいなぁ。でも、能って一度だけ見たことあるけど、全然わかんないんやけどね。
日光殺人事件
  この人が犯人って?動機は?長々と読ませておきながら、結局は『ついかっとなって殺した』じゃ読者は納得しろと言われても出来ない。一番問題の殺人にしても、なぜ殺したのか動機が一切書かれていない。事件もいきなり解決してしまったし、どう考えても書くのに困って無理やり終わらせたとしか思えない。今まで読んだ中で一番出来が悪い。
恐山殺人事件
  イタコですかぁ〜一度会ってみたい気もする。ただ北、というだけでまっすぐ目的地に行ってしまえる浅見光彦も凄い。杉山氏が実家に今回のヒロインを紹介してはたしてどうしたかったのか?普通なら過去の過ちから逃げようとするところ、今回の悪役は接近している。普通じゃ考えられない、まあ普通じゃないから悪役なのか・・・。
佐用姫伝説殺人事件
  犯人が誰かはその犯人が登場した時点で解ってしまった。陶芸ってわからないなぁ、いびつな形した茶碗よりも100均の安い茶碗の方が綺麗だし良いと思うほどの素人なので。実際にはこのトリックは?です。鮮魚輸送の水槽の海水と、実際の海水とは違うと思うし、遺体の傷み方も違ってくると思うので。
竹人形殺人事件
  はじめに町おこし、経済発展を考えた上での宗教的建造物を作者は批判している。共感できる部分もあるが・・・。奈良の大仏なども、歴史があるから価値もあって、ありがたみがあるのだけれど、これらだって昔、建造された当時は宗教を政治に利用して都に権力を集めるために建造されたものであって、100%宗教的な信仰心から建造されたというわけではない。まあ、私は無宗教な人間なので。
北国街道殺人事件
  探偵役は信濃のコロンボ竹村警部。この人はなにも変わっていない、結局1人でどんどん動き回って、周りを騒がせながら何とか事件を解決していく。最後は急いで話を終えてしまった感があるけれど、どんどん読まされていった。
終幕のない殺人
  異色中の異色作品。横溝かマンガの金田一君みたいな状況設定。今回浅見光彦は全く何の役にもたっていない。黒幕と思われていた人が死んだ時点で、黒幕は別にいると思わないのは、名探偵らしくない。異色すぎて、内田康夫作品とは思えない。
十三の墓標
  主役は岡部和夫警部は以下の坂口刑事。なかなか読んでいて面白かった。麻薬の取引で、そんなあいまいな場所で取引って、実際には考えられない・・・。普通は高価なものほど取引は完璧を求めるもので、この話のような場合って考えられるかなぁ?とは思うが、面白かった。
長崎殺人事件
  面白かった。読んでいて飽きさせない展開。でもね、最後の謎解きがこれじゃ、関係者全員犯人になりうるんじゃないの?全員っていうのは言いすぎやけど。本編とは関係ないけど、私は長崎で本場のチャンポンは食べたことないけど、私の地元での普通のチャンポンは好きやけどなぁ〜。浅見?内田?氏の口には合わなかったのかな???
美濃路殺人事件
  これは何?浅見光彦も初っ端から兄の陽一郎に全面的に協力を要請している。逼迫した状況でもないし、まだ事件の糸口も見えない段階で。いつもならとことんまで兄の世話になるのを拒むのに。しかも最後まで読んでも殺人に至る動機がはっきりしない。やっぱ推理小説の犯人は様々なことが複雑に関係して殺人を犯してしまう動機がないといけない。莫大なお金が手に入るのでもないし、ずっと恨んでいたのでもないし、この人はなんで殺人を犯してしまったの???指1本の恨み???
軽井沢の霧の中で
  これも短編。でもいままでの短編より面白かった。舞台が作者の住んでいる軽井沢やからかな?偶然か?全部の話に共通するのは探偵役は主婦で自分の旦那が主要人物となっている。読んで思うのは、女って怖い???。
鏡の女
  これも短編集。実は最後まで短編集だと気付かなかった><。最初の鏡の女の終わり方がよく解らなかったし。全て鏡がキーになっているお話。内田氏も短編は嫌いなようで、私も内田氏の短編はあまり読んでいて面白くはないなぁ。やっぱ浅見光彦は旅情で興味本位で長編でしょ。
漂白の楽人
  まあ面白かったけど、そうそう簡単に殺人という凶行に及ぶものかね。全ての殺人が悩んだ挙句というより、悩むなら殺してしまえホトトギスって感じで安直すぎる。事件の背景としては悩んだ末殺さなければならなかったというほうが私は好きなので・・・。
盲目のピアニスト
  短編集。内田康夫には珍しいけどたまにはいいな。あんまり上手いとは思えないけど。『愛するあまり』が一番好きかな?そうそう簡単に偽装工作が上手くいくとは思えない、警察の検死はそんなにお粗末じゃないとはおもうけど、短編やから許されるし。
「首の女」殺人事件
  話の展開が急すぎるというわけではないけれど、なんか記憶に残らない感じで、理解が追いついてこなかった。私には合わない展開なのかも?浅見の根拠があるように思えないハッタリが次々と決まって、あまり面白くない構成だった。そもそも贋作ってそんなにあるものとは思えないし。
王将たちの謝肉祭
  これは推理小説じゃないなぁ。読みものとして楽しかった。時にはこういうものも読みたいな。途中で少しガクッときたけど、最後は推理小説じゃないものとして楽しめた。
高千穂伝説殺人事件
  日本人ってある意味楽なんだろうなぁと思う。佛教でもキリスト教でも、なんでも、楽しいところのみ取り入れて騒いで、義務とか苦しいことには知らない顔をする。それで良いと思う、宗教とか思想なんてのは結局は皆が仲良く楽しく生活できるようにするためのもの。日本人はクリスマスは祝うが、日曜日に教会に行くか?といえば多くの人は行かない。それで良いのだ。高千穂峡、また見たいなぁ。
小樽殺人事件
  初めから、一族の中で唯一、血の繋がっていない、行ってみれば外様がいた。読んでいて気付くべきだったが、なぜか気付かなかったなぁ。小樽ってそんなに観光名所のない所なんかな。
杜の都殺人事件
  私は最近子供が生まれて親になった。今の私が思うに、子供がどんな犯罪を犯しても、守ろうと思うし、子供が国を捨てて出て行っても、帰ってきたら、何も無かったように受け入れる。それが当り前だと思う。仙台がどんなところか知らんが、こんな家庭があってはならない。とんでもない奴らじゃ。
天城峠殺人事件
  俺が犯人なら、人身事故を起こした車のキズのところは、適当な壁にまたぶつけてから修理に出すけどねぇ。死体遺棄の方法には頭フル回転しても、そこまで気が回らないってことかね。
「信濃の国」殺人事件
  確かに長野県つうか信濃の国ってでかいよな。岡谷からの交通の便は悪い。軽井沢までは高速使わない方が早いしな。まあともかく、信濃の国の歌なんて聞いたことないなあ。殺人の内容は・・・結局そんなことが理由で人を殺すかぁ〜??って思う。まあ常識が通じない人間やから殺人するんやろうけどね。
白鳥殺人事件
  現実にはこんなことは無理だろうなぁと思う。3億円強奪の手口だが、高速道路のインターに各所に指示を書いたメッセージを置くという・・・。犯人が置いてから、すぐに一般の人や掃除の人がゴミと思って捨ててしまう可能性は非常に高い。地元やからわかるけど吹田インターなんか人だらけやで。でも、三億円欲しいですなぁ^^。
「横山大観」殺人事件
  結局、美大に入学できたことが間違いかと思われるほど才能の無い人物が、横山大観の贋作を見事に描いたということになってしまっている。非常におかしい。本物の絵の所有者、本物の絵の所在地って世間一般に知られているものじゃないの?贋作なんて出る余地あるの?よく知らんけど・・・。少なくとも私は買いません。買えません^^。
佐渡伝説殺人事件
  私も無宗教だ。宗教と聞くと敬遠する。自分の家が何教なのか知っている程度。考えてみれば日本人は生まれてから、お宮参り・七五三・成人式・結婚式・お葬式。神社・お寺で生まれて育って、キリスト教で結婚して、お寺で死ぬ。まあ違う場合も多々あるけど。宗教は金儲けだと思う。それはおいておいて。佐渡ってそんなに悲しいところなんかぁ?もっと楽しい場所はないのか!まあ殺人事件だから悲しくて当り前やけど。
明日香の皇子
  これも推理物ではないような気がする。著者の考え方?が出すぎているのでは?今の時代の悪い面ばかりを見て、良い面は無視しているのでは?例えば電気。原子力も完全じゃない、オゾン層、CO2も問題だ。その解決に人生をかけている人もいる。そういう人たちですら、車に乗る、電車に乗る。夜間、信号機がついていないとすれば文句を言うだろう。節電はしているだろうけど、電気なしでは生きていけない。人間が火を得てから何年経つ?今でも火事はなくならない。でも火の無い生活には戻れない。昔の時代が全部良いものとはいえないし、今の時代が全部悪いとも言えない。この本を読んで、共感できる部分より反感を感じた方が多かった。
パソコン探偵の名推理
  これは推理物じゃあないな。ゼニガタにデータ入力すりゃ答えは解るんやから。推理もなにも無い。内容は面白かったけど。
津和野殺人事件
  津和野独特の風習つうか、まあそういうものを背景に殺人事件が起こる。津和野って本当にそうなの?なんか横溝正史の世界をすこおし感じさせる。推理小説というより読み物的?実際なら初動捜査で凶器は何か?もう少し議論されていてよさそうなもんだけどな。
多摩湖畔殺人事件
  被害者の娘、車椅子の美少女、橋本千晶がベテラン刑事を執念で動かして犯人を追い詰める。捜査本部にまたまた銘探偵の岡部和雄警部が登場するが、今回もほとんどなにもしていない。ほとんどはベテラン刑事の河内氏が1人で解決してしまう。しかし出てくる娘さんは美女ばっかやなぁ(笑)。
倉敷殺人事件
  警視庁の名探偵、岡部和雄警部が登場するが、ほとんどは上田刑事と素人のOL、草西英が解決してしまう。名探偵は今回はほとんど何もしていない。前半は謎解き、後半は犯人との知恵比べの展開でなかなか面白かった。
夏泊殺人岬
  探偵役の主人公の名前、私の姉と同じ名前だったりする(笑)。物語としてかなり楽しめた分、推理物としてはちょっとね。結局一番怪しかった奴が犯人やったからねぇ。こういう読みやすさが良いのかも。
赤い雲伝説殺人事件
  結局は初動捜査のミスということになるんでしょうね。自分の描いた絵の、普通とは違う最大の特徴を口頭でもいいから誰かに伝えていれば事件はすぐに解決^^。でも物語的に楽しめた。
シーラカンス殺人事件
  警視庁の名探偵、岡部和雄警部が事件に挑みます。岡部警部の場合は捜査が行き詰っても、特に悩んだりすることなくスマートに話が進んでいきます。最後になって、『実はかなり前からおかしい点に気づいてました』というパターン。なら言えよ^^。今回のヒロインも美人らしい。美人ばかり出てくるな。当然やけど。
戸隠伝説殺人事件
  初めから凄い性的描写があったのでびびった。そんなに事件捜査が難航したようでもなく、すんなり話が進んでいった。竹村警部も捜査の鬼という感じではなく、ゆっくり落ち着いて、自信をもって捜査をした感じ。話はすんなり進んだけど、読んでいて人間関係を把握し切れなかった。
遠野殺人事件
  はじめから、『こいつ怪しい』という感じが出てるけど、なかなかそういう展開にならないのでさらさらと読めた。ただ性描写があるので^^。格好よくて、あれが上手いときたら敵無しじゃん。そんなやつはさっさと死刑になっちまえ^−^。
平家伝説殺人事件
  保険金殺人のトリックに浅見名探偵が挑む。そんなに意外な犯人ではなかった。だって突然出てきたし。平家伝説となっているが、平家は全然関係ないし伝説でもなんでもない気が・・・。ただ話自体は面白かった。
『萩原朔太郎』の亡霊
  『死者の木霊』でも登場した警視庁の名探偵、岡部和雄警部。でもこの話は納得できない部分が多すぎる。最後はどんでん返しだけど、普通殺人ってのは色々な方法を考えた上で仕方なくやってしまうものだと思うが、この犯人、簡単に殺しすぎ。この程度の理由なら話し合いかなんかで解決出来たはず。アリバイが崩れた場面でも、他の日は完璧なのにこの日は全く無警戒だったもの解せない。突然話が終わった感じ。
後鳥羽伝説殺人事件
  上司との対立から孤独な捜査を続ける野上刑事に被害者の身内が捜査協力を買って出る。後の名探偵、浅見光彦の登場!なんと初めから32、3歳、こいつは年を取らないのか(笑)。浅見がそんなに活躍したという風ではなく、野上刑事をほんの少し手助けした程度。最後の空前絶後のどんでん返しにはビックリした。でもこの流れでは誰が犯人でも話が合う気がする・・・。
本因坊殺人事件
  宮城県鳴子温泉での囲碁のタイトル戦終了後、高村本因坊が殺害された。観戦記者・近江俊介と天才棋士・浦上彰夫が事件に挑む。事件捜査が進むにつれ、自分の信じていた人、大事な人をも疑わなければならない心苦しさが伝わってくる。あまり捜査が難航したようでなく、スマートに解決した感じで一気に読めてしまった。
死者の木霊
  舞台は信州飯田市。竹村岩男巡査部長の執念の捜査の過程が面白かった。停職処分になりながら、というかそれを利用して自分の思うままの捜査が出来た。「納得できねぇもんはできねぇんだよ!」って感じだった。直感と意地に最後は結果がついてきた。自分のことをどんな状況でも信じることの出来る力が凄い。自分もこうなりたい。
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